転職活動してるのに書類選考が全然通らねー!
なんて方、いらっしゃいませんかー?
私、転職サイトに登録しているレジュメに「妊婦」って書いてるのに、なぜかスカウトメールがいっぱい来ています。
私は2回転職をしているのですが、どちらも転職先に困ることはありませんでした。
「たぶんこれが良かったんだろうなー」と思うことはひとつだけ。
良い仕事をしたり良い転職をする上で参考になるんではないかなーと思ったのでここにまとめてみました。
妊婦で就職活動。書類選考に合格。
現在妊娠9ヶ月。ちょっと前まで失業保険の関係で就職活動をしておりました。
「妊婦なんてどうせ書類選考で落ちるだろー!」
というノリで、妊娠6ヶ月辺りで少し応募してみて、うっかり3社中2社も書類選考が通ってしまいました。
面接の準備なんかしていなかったので、とりあえず手持ちのジャケットでなんとか武装。2社とも面接に行ってきました。
どちらにも質問したのが
「どうして妊婦なのに面接までさせていただけたんですか?」
ということ。
そしたらどちらも
「良い経歴をお持ちの方だったので、お会いして検討したいと思いました」
というような回答でした。
ネットを見ると
「妊婦なんて雇ってくれるところなんかない」
「書類で落ちるか、もしくは面接で初めて妊婦と伝えて『じゃぁ無理ですね』となるかどっちかだ」
という意見が多かったのですが、経歴や書類がしっかりしていれば案外いけるもんなんだなーと思いました。
(ちなみに、面接の結果は双方ミスマッチということで先には進みませんでした。)
妊婦でもなぜ書類通過するのか
それはズバリ、職務経歴書の違いだと思います。
社会人の就職・転職の選考では、だいたい履歴書とは別に職務経歴書もセットで提出するものですよね。
履歴書の情報程度では合否は判断つけられないので、今までどんな仕事をしてきたか、どんな仕事ぶりをしてきたのかがわかる職務経歴書で合否を判断するのが一般的です。
私の場合、社会人になって早い段階で職務経歴書を意識して働いてきたので、アピールポイントがたくさんあります。
そのため、職務経歴書はA4/4枚になってしまっています…。よく「2枚程度に納めて」と言われるのですが、私はもうずっと3枚以上。転職エージェントの方に見せてもとくに添削は入らないので、過不足なく自分の経歴をアピールできているということだと思います。
経歴の中で4枚分もアピールできることがあるという人はなかなかいないのではないでしょうか。
なぜ、そんなにアピールすることがあるのか。
それは、「職務経歴書に書ける働き方をしよう」という意識のもとで働いてきたからです。
職務経歴書に書ける働き方をしよう
転職サイトで職務経歴書を作成すれば、自分の市場価値がわかる
私は社会人になっておそらく2〜3年目くらいから職務経歴書に書ける働き方をしようと意識し始めました。
なぜかというと、転職を意識し始めたのはもちろんのこと、自分が社会人としてどのくらい価値があるのかということを知りたいという理由からでした。
私は当時からずっとリクナビNEXTに登録して職務経歴書を作っています。
すると、スカウトメールというやつが届いたりするんですよね。
スカウトにはいろいろあって、転職エージェントから届くものがほとんどで、あとは企業から直接、というものが一般的。
企業からは、ある条件を元に(例えば営業職3年以上など)一斉に送られている「オープンオファー」というものと、職務経歴を見て個別に送られている「プライベートオファー」というものがあります。
企業からプライベートオファーで「面接確約」とか「どーしてもお会いしたい」とかのスカウトが届くと「あ、結構必要とされてるな」というのがわかって、「いつでも逃げ場がある」という安心感ができます。
だいたいの条件もスカウトメールに記載されているので、「ほうほう、これくらいの年収の仕事なら結構いつでも見つかりそうだな」というのがわかります。
この安心感は、目の前の仕事をする上でも大きいです。
「いつ辞めても自分は大丈夫」という安心感があると目の前の仕事も思いっきりやれる
上記のような「いつ辞めても自分は大丈夫」という安心感があると、今の職場で変な我慢をしようとせず、やりたいことやってクビ切られるならいいやと腹をくくって仕事ができるんですよね。
その腹がくくれると、社内のしがらみを気にせずに、目の前の仕事を自分の思う通りに全うできるようになります。
そうすると、さらに職務経歴書に書ける働き方ができるようになって好循環ループに入ります。
・こんなチャレンジをした
・こんな改善をした
・こんな提案をした
というのがどんどん書けるようになり、そのプロジェクト自体が上手く行けば社内からも評価されるのでお給料が上がったりして良いことずくめ。
職務経歴書に書ける働き方をするメリットまとめ
職務経歴書に書ける働き方をすることのメリットはまとめるとこんな感じです。
・自分の市場価値を認識できる
・「いつ辞めても大丈夫」という安心感がつくれる
・安心感があることで目の前の仕事に集中できる
職務経歴書に書ける働き方とは
では、具体的に職務経歴書に書ける働き方とはどんなものでしょうか。
私の場合は以下3点にまとめられるかなと思います。
(1)自分なりの課題を見つけて解決する
周囲の課題を見つけて解決できるとなお良いです。チーム、課、営業所、会社、どの単位でも。徐々に大きくしていくのがおすすめです。
(2)自分で考えて工夫する
なんでも良いので、自分なりに考えて工夫する。
自分の毎日の仕事のやり方でも良いし、後輩への指導の仕方でも良いし、課題解決の提案方法でも良いし。
なにも考えずに仕事をしていると職務経歴書に書けることはなにも出てこないのですが、自分なりの考えをもって工夫することで職務経歴書に書けることが増えていきます。
(3)なんでもいいから「成果」を出す
営業だったら営業成績や成功事例、表彰を受けるなど。内勤だったらなにかの改善率とか。どちらにしても数値で表せるものがわかりやすいですね。
ほかにも、以下のようなものでも「成果」と言えるんではないかなと思います。
*この課題を解決するために、この資料をつくった→解決した/○%改善した
*この課題を解決するためにこうやってみたらこんな結果が出た
*こうしてみたけどこの点でだめだったので今度はこうした
など。
要は、自分の中でPDCAを回す
要は、言われたことをただやるのではなく、自分の中でのPDCAを回すということ。
これをやり続けていれば、職務経歴書で困ることはないでしょう。
書けることがないな、と思ったのであれば、それは仕事をしていないということだと思います。
今すぐ職務経歴書を書き始めてみよう
フォーマットは転職サイトを見ればDLできたりするので参考に。私はずっとリクナビNEXTを基本にしています。
・自分は今までどんな仕事をしてきたのか
・自分が今までに残した「実績」は
・今までの仕事を通して身につけたものはなにか
・自分なりに工夫してきたことはなにか
・今、何が課題だと思っていて、どんな解決策に取り組んでいるか
などなど・・・。
職務経歴書を書くと自分がどれくらいしっかり仕事をしているかが可視化されてわかるし、書くことが増えていくと楽しいですよ♪
良い仕事ができるように願っています。
@子