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自己紹介

こんにちは! 橘 敦子(たちばな あつこ)です。

災害対策インストラクター/ブッシュクラフトインストラクター®として、茨城県つくば市を中心に県内で防災講座や防災アウトドアワークショップを企画実施しています。

このページでは、防災の活動を始めた理由や講座・ワークショップ開催にあたって意識していることなどをまとめています。

プロフィール

  • 東京都江東区出身。1983年生まれ。一児の母。
  • 主にジャンプ・マガジンを読んで育つ。
  • 好きな作品は『名探偵コナン』と『ダイの大冒険』。
  • 大学時代は国際問題を勉強していましたが、世界よりまず国内に目を向けないと納得がいかなくなって地域活性に携われる仕事を志望することに。
  • 卒業後は約10年間、紙媒体・WEB媒体を運営する広告会社や子どもの体験活動を行うNPO法人などで働く。
  • 危機管理リーダー教育協会と出会い災害対策やブッシュクラフトといったサバイバル術に興味を持ち、認定インストラクターに。
  • 2017年7月 第一子誕生。しばらく子育てを楽しむ。
  • 2020年6月 本当は4月から保育園だったのにコロナで延びてようやく本腰を入れて活動開始。
  • 2020年12月 「つくばセルフ防災ラボ」スタート
  • 2021年3月 「あおぞらおしゃべりパーティー」スタート

なぜ防災の活動をはじめたか

活動を始めたばかりの頃。屋外でもマスク必須の時期でした。

災害対策を勉強し始めたのは、2015年頃。危機管理リーダー教育協会の代表・川口拓さんにお誘いいただき災害対策インストラクターの研修講座に参加させていただいたのがきっかけです。

その講座を修了してから「防災ってこんなにおもしろいんだ!」と感じて自分自身でも備えについて考えて実践していたのですが、その頃はまだ独身で東京で仕事をしており、防災を仕事にしようとは考えず過ごしていました。

そして、子どもが生まれたことを機に茨城へ引っ越し、つくばに住み始めたのはちょうどコロナ禍が始まった2020年。

他人との接点を持つことがNGとされたコロナ禍で、小さい子を抱えながら近くに知り合いが一人もいない状況に直面したとき「このままで大規模災害が起こったらいろいろやばそうだぞ」と感じました。

つくばのTX沿線地域は新しい住民が多く、昔ながらのご近所づきあいなどはほぼありません。つくばに住みながら都内で働く人も多くベッドタウンのような雰囲気があるため、地域への関心が薄くなりがちで何かあったときの共助なども生まれにくそうに感じたのです。

さらに元々どこの地域でも防災に興味のある人は少ないので、まずは自助の備えを広めて備える人を多くして災害時の混乱を少なくしたい、そして、ご近所の知り合いを徐々に増やして共助の体制をつくりやすくしたいと思い、細々とオンラインや交流センターなどで防災講座を始めることとなりました。

ちなみに、すんなり講座を始められたのは元々が営業職で、社内研修も担当して自分で講座をつくって全国出張などしていた経験があったからかもしれません。

講座やワークショップを実施する上で意識していること

つくば市男女共同参画セミナーで防災講座をさせていただいたときの様子

私が防災について伝えるときに意識していることは「自分にとっての最適解を自分自身で考えられる人を増やす」ということです。

世の中には「これがおすすめ!」「これは必携!」などのおすすめ情報が溢れかえっていますが、情報がありすぎてよくわからない、という人も多いのではと思います。

防災に限ったことではないですが、自分に合った情報は自分自身で見極めるしかないのです。

家にずっといる人なのか遠くまで電車通勤している人なのか、都会に住んでいるのか田舎に住んでいるのか、戸建てかマンションか…もうそれぞれで災害時のリスクは違うし備え方も違ってきます。

特に防災については、自分や大切な人の命にかかわることです。

情報を鵜呑みにするのではなく、自分にとって必要な情報を取捨選択して自分ならではの知恵にするための考え方をマスターしてもらうことを重視しています。

講座に参加されたみなさんからは

  • 「何から始めていいかわからなかったけど、やるべきことがスッキリ整理された」
  • 「自分自身で考えることが重要なのだとわかった」
  • 「帰ったらすぐ家族と話し合って考えてみたい」
  • 「自分は備えている方だと思っていたけどまだまだだったので備えを見直したい」
  • 「物を買って終わりじゃないのだと気づいた。」
  • 「今まで参加した他の人の防災講座とは違った視点で新しい発見がたくさんあった」

などのご感想をいただいており、とても嬉しく思っています。

防災に楽しく取り組めるように

キャンプや外遊びも実は備えに繋がっています。

備えには終わりがありません。

自分のライフスタイルや体調などが変われば必要な備えは変わりますし、お出かけの行き先によっても変わります。

水や食料を備蓄するのであれば常に消費期限と向き合わなければならないですし、ここまでやったらあとは備えのことは考えずに過ごせる、ということはないのです。

そのため、日常で楽しみながら防災に取り組むことがとても大切だと思っています。

私自身、備えを始めてから毎日がとても楽しいです。

「備蓄食を探す」という観点でスーパーに行けば普段の買い物では目につかない商品に気づいたりしますし、ふと生活の中で「このアイテムは非常時にあんな風に使えて便利なのでは!!!」と気づくこともあったりします。

(ブログでも紹介している「ごほうび防災」という考え方は特に色んな方に「それなら楽しんでできそう!」と仰っていただいてます^^)

なるべく道具を使わず自然の材を使ってキャンプを楽しむ「ブッシュクラフト」を始めてからは、自然のものが全て便利な道具に見えてきますし、食べられる野草に興味が出てきたりもします。

講座だけでなく身体や五感を動かすワークショップも絡めて、多くの方に楽しみながら備えてもらえればいいなと思って活動しています。

実はこのような秘密基地づくりも命を守るためのサバイバル術。

自分の責任で自由に人生を楽しむために

自分自身の備えと向き合っていると、自然と自分の価値観と向き合うようになります。

「自分はどこから我慢できなくて、何がないと生きていけないのか」
「自分はどこまで我慢できて、何があれば生きていけるのか」

これを考え続けていると、日常の中で本当に自分にとって大切なことが見えてきますし、本当に大切なことをしっかり大切にできるようになっていきます。

人生、いつどこで何が起こるかわかりません。

災害だけじゃなく事件・事故に巻き込まれる可能性だって常にゼロではありません。

自分のリスクを考えながら生活するのは窮屈に思われるかもしれませんが、私自身は家族を大切にできるようになったり何を優先すべきかが考えやすくなり、より日々を楽しめるようになったと感じています。

備えない、何も考えないのは、自分の命を他人に預けているのに等しいと思っています。

大げさかもしれませんが、備えに取り組み、自分の人生や価値観と向き合い、自分の責任で自由に人生を楽しめる人を増やしていくのが密かな個人的な目標です。

***

講座やワークショップの開催に関するご相談などお気軽にお問い合わせください!

普段の活動や備えの情報に関してはこのWEBサイトでも記事にしたりSNSでも発信していきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

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