2023年6月24日(土)の焚き火体験Dayにご参加いただいた方々にご協力いただき、野草バームの試作会を行いました。(焚き火体験Dayは参加費をおさえている代わりに、こうやって私のやりたいことにお付き合いいただいたりもしています(笑))
野草は日本古来から薬草として使われているものも多く、日常生活の中でよく見かけるものにもたくさんの恵みがあります。
今回はフィールド内に自生しているヨモギ、セイタカアワダチソウで野草バーム(軟膏)をつくりました。街中にもよく生えている2種ですね。
この2つは抗菌・抗炎症作用が高く、虫刺され薬としても効果があると言われています。
個人的な実感としては、1回塗るだけで市販の液体のものよりも虫刺され跡を長時間カバーしてくれるし、かゆみのぶり返しが少ない印象。
キズぐすりとして使われることもあり、子どもがかきむしってしまったあとに塗っても痛くないのでうちの娘もこれなら塗ってくれたりします。
参加者さんたちも「えー!そんなものが外ですぐにつくれちゃうんですか!?」と興味津々の様子^^
今回は手の平サイズ約30gのバームをつくります。
まずはフィールドでヨモギとセイタカアワダチソウの説明をして、どちらか好きな方を選んで手の平一杯くらいの量を採取していただきました。
両方を混ぜてみたい!というお子さんも^^
それぞれ採取したら、ベースに使うオイルを測り、そこへひたひたになるくらいの量を目安に、取ってきた野草をはさみでチョキチョキ。
今回オイルはオリーブオイルと米油どちらかを選んでいただきました。
次は湯煎にかけながら野草のエキスをオイルの中に溶かします。
湯煎をかけるとき、固形燃料でやってみたのも楽しかったようです^^
時間はちょうど固形燃料の火が消えるまで。
時間が経つと葉もくたくたになり、オイルの色も目に見てて変わってきます。
「わぁ!色が変わってる~!!」とうれしそう^^
固形燃料の火が消えたら、一旦濾します。
明らかに最初のオイルとは違うキレイな緑色のオイルができて、目が輝きます。
濾したオイルの約15%のみつろうを入れて溶かし、容器に入れたらあとは固まるのを待つだけ!
固まるまでみんなでおしゃべり^^(子どもたちは遊んでましたw)
できあがり~!!
身近な植物を知る機会にもなり、材料を切ったり測ったりの実験的な要素もあり、未就学児~大人まで楽しんでいただけそう♪
野草バームづくり、プログラム化していきます^^ 乞うご期待!
まずは2023年7月16日(日)のまめいちさんで体験できる予定です。ご興味ある方はお見逃しなく♪