いろんな災害や感染症問題もあり、最近は空前のキャンプブームらしいですね。
「これからキャンプを始めたい!」という方も多いと思いますが、いきなりキャンプの前に、近所の公園で一日まったりするところから始めてみてはどうでしょうか。
なんでそんなことをすすめるのか。
それは、、、
いきなりキャンプのために高いギアを買いまくって、結局使うのは年1回だけとか、1回行ったけどそれ以降使ってないねとか、そういう状況になりがちだからです…!
そもそも、
「キャンプを始めたい!」という三大理由として
- 自然体験がしたい(「子どもと」っていう人が多いイメージ)
- 災害対策の一環として
- マンガやアニメの影響
というのがあるのかなと感じています。
3はもう、お好きなようにどうぞって感じです。私もビーデルさんがかめはめ波の練習してたときに一緒に練習してたので、マンガと同じことをしてみたいという気持ち、わかります。全力で楽しんでください。
2は、それが第一の理由になってる人って少なそうだなと。どちらかというと、1の「自然体験がしたい」とか「なんだか楽しそう」というのが元々あって「災害対策にもなるしね。」と言って「始めるきっかけ」や「高いギアを買っていい免罪符」のようにしている印象だなと。
そして、1の理由でキャンプを始めようかなと思っている人に関しては、まずは近所の公園でも十分なんじゃないかっていうのが私の意見です。
SNSでキャンプしている様子を見ていて、多くの人がキャンプで楽しんでいるのって「自分の好きなギアに囲まれて、外でごはん食べること」なんじゃないかと感じるんですよね。
外でBBQしたり大人はお酒飲んだり。
それって自然体験…なの…?
という疑問。
あっ、自然体験じゃなくて、それが目的でキャンプに行ってる人はそれで全然良いと思うんですが。
本当に自然体験したいのであれば、近所の公園で植物や虫や鳥の観察するのも楽しいですし、空を眺めたり風や匂いを感じたり、そういうのから始めてみると良いと思うんです。
近所の公園で自然体験を深めてから山やキャンプ場へ行った方が、その経験がより生きた経験になると思うんですよね~。
近所の公園で一日過ごすなら、まずはレジャーシートがあれば十分です。
お弁当と水筒を持って、のんびり。
そうやって近所の公園で一日過ごす中で、「やっぱりイスが欲しいわ」とか「日よけが欲しいわ」とか「テーブルも欲しいな」とか、必要に応じてギアを増やしていく。
そして「今度はもっといっぱい自然があるところに行きたい!」となったら、山登りに行ったり海や川へ行ったりしてみる。そのときに火を使ってもOKな場所へ行くなら焚き火台やバーナーを買って、現地でお湯を沸かしてカップラーメンを食べたりコーヒーを飲んだりしてもいいかもしれない。
そしていよいよ「自然の中で一泊したいね!」となったら、テントを買ってもいいし、まずはレンタルでいいかもしれない。なんなら泊まるのはロッジやバンガローでもいいのでは。
家から徐々にアウトドアに進んでいく方法もあるのに、割と一足飛びに「キャンプしたい!」ってなってる感じがするんですよね。
それは
- 非日常を感じたい
- アウトドアを楽しんでる自分になりたい
みたいな「憧れ」が本当の理由なのかなと。
もちろん、「憧れ」から本当に自然が好きになっていく人もいるんですが、一度いきなりキャンプに行って、いっぱいギア揃えたけどそれっきり…という人はもったいないなと。
いきなりキャンプに行って「虫やだー」とか「寝れない」とか「楽しめなかった」とか悪いイメージで帰ってきてしまう人がいるのももったいないと思うんですよね。
せっかく自然の中に行くのであれば、より深く自然体験できるような状態になってからキャンプに行くのも良いと思います。
キャンプ場が予約でいっぱいとのときも、遊具のないだだっ広い公園やデイキャンプ場、結構空いてますよ?
もちろん、「かっこいいから」とかそういう理由であれば別に止めないんですが、「自然体験したい、子どもにさせたい」という理由でキャンプしたいと考えている人は、よかったら一度立ち止まって、近所の公園から始めることを考えてみるのはいかがでしょうか。
近所を深く知る、というのは、それこそ災害対策にも繋がりますしね♪