以前ご紹介した『学研の図鑑 世界の危険生物』や『危険生物 超クイズ図鑑』は世界の危険生物が掲載されているのに対して、この『すごく危険な毒せいぶつ図鑑』は日本に生息する毒をもった危険生物ばかりが掲載されています。
身近なブユ、アブ、ハチやヘビ、ムカデ、毛虫類のほか毒草も紹介されているので、子どもとの日常生活で話題にする機会が多く、自然遊びの際に気をつけるポイントを理解する機会にもなってすごくいいなぁと感じました。
掲載されている生物は世界の危険生物より地味なのですが、イラストに迫力があって、毒の強さと遭遇率がどくろマークの数で数値化されており、全体的に毒々しい雰囲気が子どもにとってはとても魅力的なようです。
娘はどくろマークが多いものから興奮気味に覚えていきました。
5歳にして「はっぱのうらがわにイラガがいるかもしれないからきをつけてね!」などを人に伝えられるようになり、頼もしい限りです(笑)
試しに地域の集まりにも持って行ったところ、3~4歳の子もこの本に夢中になり、1か月貸してあげたことがあります。やはりどくろマークが多いものを本の中から探すのが楽しかったようです。
どんな生物かということだけでなく、毒針に刺されたり毒を食べてしまったときなどの対処法も書かれているので、大人も読み聞かせながら学べることが多くてとてもおすすめです。