こちらの記事で「災害対策のはじめ方」についてまとめましたが、この記事に沿って自分のライフスタイルの中で起こり得る災害やリスクが見えてきたら、まずは「死なない備え」をしてほしいと思っています。
災害時に一番怖いのは「死ぬこと」ですよね。
「死なない備え」をするためには、まず「どうしたら死んでしまうのか」ということを考える必要があります。
災害時に命を落とす理由
ケガや病気
災害時に命を落としてしまう理由としてはまず以下の2つが挙げられます。
① ケガ
② 病気
①に関しては、例えば家具の転倒により下敷きになってしまったり、瓦礫にはさまれてしまったり、そういうことが簡単に想像つくかと思います。
②に関しては、普段飲まなければならない薬が手に入らないだったり、心身の疲労による体調不良や心疾患等が考えられます。熊本地震ではエコノミー症候群も問題になりました。
ここからは以下のような「死なない備え」が考えられます。
- ケガをしないように家具の固定などをする
- ケガをしないための備えをする(ヘルメットの備えなど)
- ケガをしても応急処置ができるようにしておく
- ケガをしないように落ち着いて行動する
- 自分の常備薬は持っておく
- 避難生活でストレスや疲労を溜めないようにする
ケガや病気以外で命を落とす理由
そして、ケガや病気以外で命を落とす原因もあります。
例えば、人間は空気がないと数分で窒息死してしまいますよね。
空気のように、人間には「これがなくなると死んでしまう」というものがあと4つあると言われており、合わせて「サバイバルの5要素」とか「命を守るための5つの要素」というように呼んでいます。
この「サバイバルの5要素」に基づいて備えていくと「死なない備え」が完成していきます。
それでは、次ページから「サバイバルの5要素」について説明していきたいと思います。
空気以外のあと4つは何でしょうか?
ぜひ、少し考えてみてから次のページへ進んでください。