防災に関する本を探していて、高いけど(税抜2,800円)高いだけあっていいなと思った本です。
何がいいかというと、災害時の写真が豊富です。
地震のときには街中、家の中、学校の教室の中、お店の中がどんな風になるか
豪雨・台風のときには家の内外、川沿い、街中がどんな風になるか
それぞれ「この災害が起こったとき、この場所ではどうやって身を守る?」というテーマに分かれており、複数の写真と体験談で構成されているので、各場面毎に「自分だったらどう行動したらいいだろう?」ということがイメージしやすく、家族やグループでディスカッションしやすいだろうなと思いました。
ほかにも、津波・土砂災害はもちろん、雷・竜巻・大雪・火山噴火についての情報もまとまっています。
『「もしも」にそなえて「今」できること 命をつなぐ防災』という共通タイトルで全3巻のシリーズ物になっており、以下のテーマで1冊毎に分かれています。それぞれ税込3,000円位するので全部買うと結構なお値段…。
① そのときどうする? もしも災害が起こったら
② 今日からできる! 命をつなぐそなえ
③ みんなで助けあう! ひなん生活と復興
私はとにかく「災害時を具体的にイメージできるものが欲しい!」というニーズがあったので①だけを購入しましたが、どのテーマもわかりやすくまとまっていたので、全体的な復興までの流れを知りたい、家族やグループで共通認識を持ちたいという考えがあれば3冊ともとても良い教材だと思います!