へ~こんなのあるんだ~と本屋さんで手に取ってみたら、これはめっちゃおもしろい!
家族が無人島に流れ着いたところから始まるストーリー仕立ての迷路絵本で、いかだをつくって脱出するところが本全体のゴールになっています。
流れ着いた海岸ではまず「サバイバルに使えそうなもの(ペットボトルとかブルーシートとか)」を探す迷路になっていたり、同じページで海水の蒸留の仕方が豆知識として説明されていたり。(なんで海水を飲んじゃだめかというところから簡単に書いてある)
さらに先へ進むと海岸で食べられる貝を見つけたり、森で食べられる木の実や薬草になる植物を探したり、毒を持つ虫を見つけたり、本当に迷路で遊びながら学べることがたくさん!!
迷路の絵の中でデブリハット(落ち枝や落ち葉でつくる小屋)やブルーシートテントなども描かれていたりして、眺めているだけでもわくわくする本です。
知識だけを断片的に見せるのではなく、一冊を通したストーリーになっているのもやっぱりいいですね。
こうやって防災やサバイバルの学びの入り口に立てたら子どもも興味を持って楽しんでくれるだろうな~と感じました。
巻末に各ページを複数回楽しめる探し絵クイズもあったりして、たくさん楽しめそうです。あと、最後の「いきのこるために」というページに何気に感動したり。
サバイバルに興味のあるお子さんだけでなく、大人が見ていても純粋にわくわくして楽しいのでおすすめ!!