この図鑑、実は子どもが生まれてから子ども用に買ったものではなく、新卒入社した会社を退職するときに上司からいただいたものなんです。
次の就職先がこどもキャンプなどを実施しているNPO団体だったので「こういうの子どもめっちゃ好きだよ!俺も子どもと読んでるからアッコも読んでみて!」といただき、動物や自然系のプログラムに参加する際によく参考にしていました。
子どもが生まれてからは、女の子ということもあってかわいい系の犬猫の写真絵本やイラストの動物図鑑などを最初に見せていましたが、なかなか「かわいい動物」から興味が脱しなかったので、あるときふと思い立ってこの危険生物図鑑を見せてみました。
怖いもの見たさなのかこれが大当たりで、サメやシャチがエサをハントする方法を詳細に語ってくれるようになったり、ヤバい毒を持つ生き物やキノコ・植物があるらしいと認識するようになりました。
また、怖がりながら読んでいたので「これは海の向こうの遠い国にしかいないみたいだよ」などの情報を与えると、気になる生物に対して「これはいえのちかくにいる?」などという質問をするようになって、世界地図を見ながら「この生き物はこのへんにいるみたいだよ」と、世界にはどうやら海の向こうにいろんな場所があるらしいという知識まで共有することができるようになりました。
(しかし、日本の川にもワニが住んでいると思い込んでいる模様)
やはり表紙にもなっているサメが好きなようで、何度か行ったことのある大洗水族館(サメの種類が多いことで有名)に「サメがみたい!」という意欲・目的をもって行ったりするようにもなりました。
魚類のページを印刷していき、それを見ながら「あかしゅもくざめだ!」と興奮したり、「うつぼこわーい」と言ったり、エイの毒針を探したり、「あれも毒があるんだったよねー」とカサゴを観察したり、それまでとは違った楽しみ方ができるようになって感動の経験でした(親が)。
大判サイズも迫力があって、興味を持ちやすい要因だったのではないかと思います。
危険生物たちの迫力ある写真がバーンと載っていて、ページをめくる度に娘は「!!」と驚きの表情を見せていました。
何度もサメのページを見たがるので我が家の図鑑にはサメのページに付箋が貼ってあります(笑)