「そういえば防災に関する絵本ってないのかな」と思って探してみたところ見つけた絵本なのですが、実際に東日本大震災でニュースにもなった保育所の避難の様子をもとにしたお話です。
うちの5歳児にも読み聞かせてみたのですが、読み終わった後、通っている保育所の避難訓練の話もしてくれつつ、「これね、本当にあった話なんだよ」と言うとびっくりした顔をしていました。
津波の描写もありました。
自分と同じくらいの子どもたちが必死に避難している様子を、娘は心配そうに真剣に聞いていました。
「つなみてんでんこ」の合言葉もしっかり登場していたり、「海の近くだと、地震の後にこういうことも起きるんだよ。」「じいじとばあばのおうちも?(茨城県の海側に住んでいる)」という話のきっかけにもなったりして、読み終わった後の子どもとの会話がいつもと違ったひと時になりました。
とても教訓の多い作品だと思うのでおすすめです。