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「体温保持の三原則」を知って普段からあたたかく過ごそう

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「水より食料より大事な備えは体温を守る備えですよー」ということを以下の記事でご紹介して「普段から体温を下げずに過ごすことが大事ですよー」と書きました。

では、普段から体温を下げずに過ごすにはどうしたらいいのか?

この記事ではそのヒントとなる「体温保持の三原則」と日常での取り入れ方についてまとめます。

体温保持の三原則

体温の急激な低下を防ぐために「体温保持の三原則」というものを知っておくと便利です。

体温保持の三原則とは以下の3つ。

  1. 濡れない
  2. 風に当たらない
  3. 冷たいものに触れない

クイズを出すと1、2までは結構答えられるのですが、3がなかなか答えられないことが多いです。

雨風に当たらないことはもちろん、熱は高いところから低いところに流れるので、自分より冷たいものには触れないようにするのがポイントです。

体温保持の三原則に気をつけて過ごそう

では、ここからは『体温保持の三原則』を日常でどう意識して過ごすのか、ということをまとめていきます。

濡れないために

まずは1つ目の原則「濡れない」ために何ができるか。普段の生活で気をつけるべきは主に以下2点です。

  • 汗に気をつける
  • 雨に気をつける

汗に気をつける

●肌着の選び方

人間、汗をかくと熱が奪われ体温が下がります(というか、汗はそのための機能ですよね)。

さらに、汗で肌着が濡れるのを放置すると、肌着の素材によっては体温がどんどん奪われます。

その素材とは、綿。

綿は「死の素材」と言われることもあり、濡れるとどんどん体温を奪う素材です。

肌触りがよくて私も綿が好きですが、季節やシーンによって体温を守るという意味では化繊のものの方がおすすめです。

吸水速乾のものは夏に多いですが、冬でもそういった素材を着る方もいるのだとか。

ちなみに、天然素材であればウールがおすすめ。ウールは調湿機能にも優れており濡れてもあたたかいのです(私はチクチクするのが苦手でまだ好みのウール肌着に出会えていませんが…)。

●体温調節しやすい服装にする

冬は厚着しすぎて汗をかくこともありますよね。
外でちょっと動いて汗をかいてそのまま放置してしまったり、商業施設内が暑すぎて汗をかいたまま外へ出たりすると、あっという間に体温が下がります。

私はそうならないよう、1枚で暖かい衣服を着るより、薄手のカーディガンを複数枚羽織るなど、重ね着で体温を調節しやすいようにしています。

体温調節しやすい服装、暑すぎず寒すぎずちょうど良い服装って意外と大事なんだなぁと感じます。

効率よく保温できる重ね着の仕方もあるのでそれについては別の記事でまとめようと思います。

雨に気をつける

●予報を見る

雨に気をつけるために、まずは天気予報を見ることが大事ですよね。

出かけるときは晴れていて雨が降る気配なんてまるでなかったり、予報しきれないゲリラ豪雨などもあったりするので、最低限、毎日お出かけする前には天気予報を見ておきたいものです。

●濡れない備えをしておく

予報を見るのを忘れてしまったりゲリラもあったりするので、私は基本的にお出かけする際には軽量の折り畳み傘を持っています。

晴雨兼用のものもたくさんあるので、好きなデザインのものを見つけられれば毎日の持ち歩きも苦になりません。

また、晴れでも使えるデザインの防水シューズやレインコートなどを普段づかいに選んでみるのもおすすめです。

撥水/防水のおしゃれな上着も今はたくさんあるのでいい世の中になりました。
そういうものはだいたい防風機能も備わっているので、雨は降っていないけど風が強い、という日にも便利です。

肌着の着替えは備えとしておすすめ!

雨でも汗でも、肌に触れている服が濡れたときは着替えがあるととても快適です。

全てではなくとも、たとえば下着や靴下などの肌着類だけでも着替えられるとかなり違います。

下着や靴下だけであればコンパクトですし、防災ポーチや防災リュックに入れておくのもおすすめです。

以前、ゲリラ豪雨に遭って靴下がびしょ濡れになりましたが、なんとたまたまカバンに靴下の替えがあったので快適に家まで帰ることができました。

乾いた衣服ってなんて着心地がよく精神を安定させてくれるんだろうと思った出来事でした。

風に当たらないために

次に、2つ目の原則「風に当たらない」ために気をつけることは…

●風の予報を見る

天気予報にはしっかり「風速」の予報も出ていますが、ここまで見ている方はまだ少数派な印象です。

雨が降らなくても風が強い日は外あそびは危険なこともありますし、気温が低くて風が強いと晴れていてもとても過酷です。

天気予報を見る際にはぜひ風の予報もチェックしてみてくださいね!

●風に当たらない場所を探す

外にいて寒いとき、風に当たっているとどんどん体温が奪われます。

逆に、冬でも風がないときはそれほど寒くなかったりもします。

バスを待っている時間や子どもの遊びを見守っている時間など、外でじっと待っていなければならないという状況は案外あるものです。

そういうとき、風に当たらない場所を探すだけで体感はだいぶ違います。(体力の奪われ方が全然違います!)

普段の生活から風を避けて過ごすのは本当におすすめです。

●防風素材の服を活用する

備えとしては、防風素材の服を活用するのがおすすめです。

薄くてもしっかり風を防いでくれるポケッタブルのウインドブレーカーが一枚あるだけでとても助かるときがあります。

雨対策のレインウエアと兼用でもいいですが、かさばるのが嫌いな方は天候によって使い分けてもよいと思います。

あと、やってる方はあまり見たことがありませんが、傘も風を防いでくれるので、風除けの壁として折り畳み傘を使うという手もあります。

冷たいものに触れないために

最後に3つ目の原則「冷たいものに触れない」ために何ができるか。

日常で冷たいものに触れているときをあまりパッと思い浮かべないかもしれませんが、意外と気をつけるべきものがあります。それはイスです。

  • 飲食店やカフェのイス
  • 学校のイス
  • 駅のイス
  • 公園のイス
  • 山登りの最中に腰かけた大きな岩

…意外とありませんか? 冷たいイス。
何の対策もなしに座っていると確実に体温が奪われていきます。

屋内でイスに座っていて「寒いな~」と感じたとき、ブランケットや上着をひざに掛けるじゃないですか。

それでは体温低下を防げません。

正しい対策は「ブランケットを座布団代わりにお尻の下に敷く」です。
これを大学生に教えてあげたら「授業中全然寒くならないようになりました!」と喜んでくれました^^

いざというとき、地べたや冷たい床にそのまま座るのも危険です。必ず座布団代わりになるものを敷いてくださいね!
壁にもたれかかったりするときも同様です。

備えとして私は、冬のお出かけ時や「上着を着るまでではないけどちょっと肌寒くなるかもな」という時には大きめのマフラーやストールをしていくことが多いです。

イスが冷たいときにすぐ敷いたり、肩掛けして上着代わりにできるので便利です。

体温保持の三原則に気をつけていると本当に寒くない

以上、三原則に気をつけながら過ごしていると本当に「あれ?今年の冬はあんまり寒くないな…」ということに気づきます。

春先や秋口など昼夜で気温の寒暖差が激しいときにも要注意ですが、「体温を守る」ことがサバイバル上大切だと理解しているので、自然とその備えが多くなり「ヤバイ!防寒着が足りない!」ということがほぼなくなりました。

天気や風の強さ・冷たさにも敏感になり、自然を感じる機会が多くなります。

コツは「寒くなってからではなく、寒くなりそうだなというときに防寒する」です。

「サバイバルは得るよりも失わないことが原則」と言われますが、体温はまさにその筆頭だと思います。

体温が下がってから、つまり「寒い」と感じてからでは、体温を上げるために莫大なエネルギーが必要になります。

当たり前ですが、「寒い」と感じる前に防寒することで「寒い」と感じずに過ごすことができますよ~。

ぜひ実践してみてくださいね。

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