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家に備蓄があればOK? 外出中に被災したらどうするの?「防災ポーチ」のすすめ

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先日、スミセイ「わが家の防災」アンケート2020の調査結果を読みました。

やっぱりなぁと思ったのは、「自宅に水と食料が備蓄しておけばOK」というような雰囲気を感じたこと。

アンケートが「わが家の防災」だからかもしれないけど、家の対策ばかりしていても、実際に自宅にいるときに災害が起こるとは限らないんですよね。

通勤通学途中、電車の中かもしれないし、地下鉄のトイレの中に一人いるときかもしれない。

会社にで働いているときかもしれないし、会社のトイレで用を足しているときかもしれない。

(こんなにしつこくトイレネタを突っ込むのは、私が3・11のときにトイレ中だったから…)

阪神淡路大震災以降、耐震基準が強化されていて、地震なら新しい家の中にいれば比較的大丈夫かもしれないけど、家以外で被災したとき、そこが安全な場所とは限りませんよね。

すぐそばの建物は古くて崩壊するかもしれないし、トイレのドアが開かなくなって孤立するかもしれない…(トイレしつこい)

あとは家でも、地震じゃなくて水害だとヤバいっていう場合もありますね。

家の備蓄と、外出中の備えと、両方あってより万全な災害対策に繋がります。

私が「非常用持ち出し袋の作り方」という講座に参加したときは「ふむふむ、これを入れておけばいいのね…」と単純に思ったのですが、そのあと「災害対策プランを考える」という講座に参加したときには「あれ、非常用持ち出し袋って家に置いてあるだけじゃダメくない?」と感じました。

それ以降、通勤や仕事中、お出かけのときにカバンにしのばせておけるように防災グッズをコンパクトにまとめて、いわゆる「防災ポーチ」というものを持ち歩くようになりました。

今はちょっと中身が変わっていますが、だいたい同じです。

仕事中、トイレの時も(しつこいw)片時も離さないよう、ホイッスルとライトは鍵と一緒にポケットに入れておくようにして…。

そういう感じで、個人個人のライフスタイルに合わせて「非常用持ち出し袋」というか「防災セット」をデザインすることが必要だと思います。

今は在宅ワークが増えているので、家にずっといるよーって方も多いと思うのですが、たまのお出かけ時に被災するとも限りませんし。

というわけで、在宅用でもお出かけ用でも、そういう「防災セット」を個人個人に合わせてデザインする防災講座は、つくば市内・5人以上で無料出張開催しております。

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