
屋外で過ごすとき、心地よく座れるイスがあるといいですよね。
でも、いろんなアウトドアチェアを試してきたものとして言いたいのは、やっぱりそれぞれにメリットデメリットがあるということ。
そんなわけで、こういうときはこういうのがいいかも、という個人の感想をまとめておきたいと思います。
アウトドアチェア選びの参考になれば幸いです!
平たく折り畳むアウトドアチェア
最初に手に入れたアウトドアチェアはこちらのスノーピーク・FDチェアワイドという商品。

これはアウトドア用ではなく、在宅ワーク用に買いました。5年くらい現役で毎日座ってますがそれほどへこたれてる様子もなく、まだまだ使えそうです。めっちゃ丈夫!さすがスノピ!さすが高級ブランド!
ハイチェアは立ったり座ったりが楽なのがメリットですね。
ですが、このスノピのハイチェアは座り心地が良すぎるので一度座ったらあまり立ちたくありません。
私は腰痛持ちなのですが、このイスでデスクワークしていて困ったことはありません。
考え事をするときとかもゆったり寄りかかってリラックスできますし、ひじ掛けがあって本を読むのも楽ですし、疲れたときに後ろに頭を垂らしてだらーんと座るのも問題ありません。
これをアウトドアで使うのもとても心地良いと思います。
ただ、平たく折り畳む形式でコンパクトにはならないので、車であれば気にならないかもしれませんが、持ち運びには向きません。玄関から駐車場が遠いマンションなどだと他の荷物の運搬もあると考えるときついかも。
独身/大人だけ、またはキャンプ場や自然の中でひたすらゆっくりしたいというニーズであればあまり苦にならないと思うのですが、子どもがいる家族だと数が必要になるし自然の中でひたすらゆっくりなんてできないので「たくさんのチェアをコンパクトに持ち運びたい」というニーズの場合はあまりおすすめはしないです。
モノはとても良いです。
平たく畳む方式は以下写真のコールマンの名品・コンパクトフォールディングチェアも持っているのですが、こちらも同じ理由で家族でキャンプや外遊びをするときには使っていません。
一人でちょっと焚き火しに行ってきまーす!
というときにたまに使う程度で、主に庭やリビングで使うことが多いです。

こちらはローチェアで難燃素材なので、焚き火にうってつけなチェアだと思います。
ローチェアだからかもしれませんが、スノーピークのFDチェアに比べてもサッと折り畳んでサッと持ち運びやすいのが気に入っています。
ただ、こちらも平べったくしかならないので、「数を持ち運びたい」という場合はちょっと運搬が大変だと思います。
めちゃめちゃ手軽な折り畳みスツール
我が家で一番使用頻度が高いのはこういう折り畳みイスです。

これも平べったくにしかならないんですが、前出の2つに比べると重ねても骨組みが壊れたりしなさそうな感じが気軽で良いし、ずっと車のトランクに3つ置いてあっても邪魔にならないコンパクトさです。
何より子どもが小さくても座りやすい高さで安定感があります。踏み台になるのも何気に便利。
子どもと同じ高さで座るためにこの小さいイスを3個と、立ったり座ったりを頻繁にするとき用に高いイスを1個車のトランクに常に積んでます。
座り心地は見た目通りですが、じっとしてられない子どもと一緒、ちょっと座れればそれでよいという場合であれば十分です。
価格がお手頃なのもうれしいですね。
ヘリ●ックス系の折り畳みチェア
あとはこういう組み立てるタイプの折り畳みチェアも持っています。

ヘリノックスからこういう形のものが流行ったんだと思いますが、どれもとっても座り心地が良くて、一度座ると立ち上がりたくならないのが困りどころです。
実は、上写真3つは同じメーカーのものですが、それぞれビミョーに違うんですね。骨組みの数や背もたれの大きさによってちょっとずつ座り心地が違います。
左のカラフル軽量チェア:座面下の骨組みが一本なのでちょっと不安定。その分軽量。
中央のハイバックチェア:ロッキングチェアにもできてハイバックなので座り心地抜群。組み立てが大変。
右茶色2WAYチェア:座面下の骨組みが4本なので安定感があって座りやすい。骨組み下の脚4本を取ってローチェアにもできる。その分ちょっと重い&組み立てもちょっと複雑。
このヘリノックス系のチェアは、後ろにもたれかかることを前提にした座面になっているので、小さい子どもにはちょっと座りにくそうでした。
間違って子どもが座って倒れたりすると面倒なので子どもが大きくなるまで敬遠していたのですが、子どももこれに安定して座れるようになってからは、長居する予定のアウトドアでは写真の左右のチェアを持っていって使っています。
中央のハイバックチェアはめちゃくちゃ良いのですが、ちょっと重くて組み立ても大変なので家でロッキングチェアとして使っていましたが、あまりに我が家で人気すぎて足部分がヘタってきてしまったのでひっそりと休ませています…。
これらの特徴は、以下のようにコンパクトに収納できるところ。

座り心地も良いですが、持ち運びがラクなのが何より良いと思います。
子どもの運動会の観覧にもこれを持っていきました。
ただ、コンパクトになる分組み立てが前出のチェアたちより大変です。骨組みが多くて座り心地がよくなるほど複雑。
なので公園やデイキャンプくらいでちょっとゆっくりできればいいやーくらいの気持ちだとカラフル軽量チェア、しっかりゆっくりするぞというときは茶色2WAYチェアを選ぶ感じです。
あと、このタイプのデメリットとしては、やわらかい地面だとチェアの脚がめり込むこと。
めり込まないようにするグッズも売っているので探してみてください。