知り合い限定で試験的に企画してみた災害対策ワークショップ「冬のソナエ」、略して「冬ソナ」(笑) 2020年2月9日(日)に実施してきました!
プログラムは以下の通り。
- 命を守るために必要なサバイバルの5要素について
- 5要素に沿った非常用携帯ポーチの中身紹介(冬バージョン)
- 体温保持のためのシェルターづくりいろいろ
- 火起こし&ランチづくり(焚き火で炊飯&缶詰を温める)
- 災害時に孤立したときに救助隊に見つけてもらうためのシグナリング
この「冬ソナ」を通して伝えたかったのは、
家にいるときに被災するとは限らず、特に冬の寒い季節、外出中に被災して家に帰れなくなったときに普段の持ち物で生き延びられるかを確認して、生き延びられそうになければサバイバルの5要素に沿って持ち物を追加しましょう!
ということ。
今回はやはり冬特有の「体温保持」について長めに時間を取ってすすめました。(そうしたらお昼が遅くなるという失敗;;)
考えてみたら私が寒い時期に持ち歩いているもの、リュックの中身がほとんど防寒具。
体質なのか私は体温が下がりやすいみたいで、夏でもちょっと雨に打たれて風に吹かれると35℃とかの低体温になってひどい頭痛に襲われたりするので、体温低下は本当に怖いのです。。
「冬ソナ」では新聞紙とポリ袋でどのくらい暖かくいられるのか試してみたり…
簡単なロープワークとコンパクトなレジャーシートでシェルターづくりをしてみたり…
楽しみながらいろいろと。
一枚のシートからシェルターをつくると結構「おおー」となってくれますね^^
そしてキャンプ場に来たからには焚き火をやりたい。
都市部では災害時でも薪になるものが少なくて焚き火はできないかもだけど、焚き火のやり方は知っておいて損はない。場所によってはできるかもだし。
ということでファイヤー!
焚き火台も災害対策っぽく、すぐ手に入りそうなものとして、植木鉢スタンドにステンレスボウルと焼き網をセットしたスタイルで。全て100均で揃います。(ボウルは100均で200円だった)
普通に燃えもよくて軽くて便利!
炊飯器じゃなくても米が炊けるようにしておくと安心だよねってことで、米を炊いて、備蓄に便利な缶詰を温めておかずにしました。
バターチキンカレーライスの完成。美味しかった…。
お昼後はまったりしながら、救助隊に見つけてもらうためのシグナリングについて、話したりやってみたりして過ごしました。
終了後に感想をいただいたところ、「知らなかったことばかりで勉強になった」「サバイバルの5要素と優先順位が意外で新たに備えようと思った」や、アウトドア経験豊富な方も「知らなかったこともあり、知ってることでも災害対策という視点でまとめると新たな気づきがある」と仰っていただき、企画してみてよかった!と感じました。
引き続きこのような機会を設けていって、プログラムをどんどん改善していきたいと思います。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!