「キャンプの道具や技術は防災にも役立つらしいけど、キャンプってやったことないし道具も何も持ってない…」
という方に向けて、日帰りキャンプ(=デイキャンプ)を手軽に楽しみながら、防災に役立つ知識や技術を身につけられるイベントを実施します!
>企画背景や目的等はこちらの記事もご覧ください。
「災害対策インストラクター」が防災に役立つサバイバルの基礎知識を元にプログラムを立案しており、月1回を目安に定期的に行っていく予定です。
いざというときの飲み水確保のための実験にチャレンジ!
6月の防災デイキャンプは、飲み水確保に関する実験にチャレンジします!
水は命を守るためにとても重要な役割を持っています。非常時、十分な飲み水がなかったら? 泥水からでも飲み水をつくることができるのか?そんな実験をしてみたいと思います。
実験① 泥水のろ過にチャレンジ!
いざというとき知っておくと便利なのが、ペットボトルを利用したろ過器の作り方です。
中にどんな層をつくれば泥水を透明な水にすることができるでしょうか?
中身に関してはこちらでも用意しますが、「こんなものを入れてろ過してみたい!」というものを思いついたらぜひ当日お持ちください♪
実験② 塩水の蒸留にチャレンジ!
実験の2つ目は、塩水の蒸留です。
塩水であれば、蒸留した後の水も試しに飲んでみることもできます♪ 塩水ではなく、お好きな飲料(炭酸飲料やコーヒーなど)で試すのも面白いと思います!
「蒸留装置」というと仰々しいものを想像してしまいますが、ものすごく簡単に言ってしまえば、「水蒸気を集める」ということです。
身近にあるものを利用するのであれば、例えばこんなものも考えられます。
(1) 鍋に塩水を入れて、中央に動かないように耐熱性の空の容器を置く
(2) アルミホイルなどを被せて中央に重しを置き、鍋ごと火にかける
すると、アルミホイルの蓋についた蒸気が空の容器に溜まり、蒸留された水を確保することができます。
上記のほかにもこんな形や
こんな形のものも考えることができますね。
実際にやってみると「もっと効率よく蒸気を集めるにはどうしたらいいだろう?」など、改良点もたくさん出てきます。
みんなでやってみて、それぞれが考えたアイディアや考察を共有することでより体験が充実すればと思います。
最低限の持ち物としては、鍋とアルミホイルとその中央に置く耐熱性の容器(背が低めのびんや湯呑など)、そしてカセットコンロ等の熱源をお願いしますが、その他にも身近なもので蒸留装置をつくるアイディアがあれば当日お持ちください♪
ランチタイム後はフリータイム
ランチを食べた後はフリータイムです! 自由に遊びましょう!
焚き火をしてみてもOKです(焚き火台はレンタル可能です)し、その火でお好きなおやつを焚き火であぶりながらコーヒーを飲んだり、キャンプでやってみたいことを試したり、防災術で実験したいことをやってみたりする機会にしてください。
小学校の校庭なので、お子様も目が届く範囲でのびのび遊んでいただけます。
晴れた日にはタープを張ってもいいですし、ポップアップテントなどをお持ちいただいても大丈夫です。
インストラクターはずっといるので適宜ご質問やヘルプ等ご相談いただいてOKです!
1日のタイムスケジュール
1日のタイムスケジュールは以下のようなイメージです。
※天候により当日プログラムを変更する場合もございます。予めご了承ください。
10:00~10:15 小田小校庭集合・受付
10:15~ オリエン&プログラム説明
10:30~ 泥水のろ過器づくり&実験
11:00~ 蒸留装置づくり&実験
12:00頃~ お昼ごはん
13:00頃 フリータイムオリエン
15:00 焚き火(をしている場合は)薪投入終わり&片付け説明
15:30 片付け開始
16:00 終わりの会、片付け終わった人から解散
17:00 完全撤収
開催概要
日時
2021年6月26日(土) 10:15~16:30頃
※天候や社会情勢等の影響により中止となる場合がございます。その場合は前日17:30までにお申込み時にご記入いただいたメールにてお知らせいたします。
場所
小田小交流プラザ(茨城県つくば市小田3107番地 旧つくば市立小田小学校新校舎内)
※会場には、貸し切りではないですが屋内で靴を脱いで休憩できるスペースがございます。
※トイレは新しい洋式トイレで安心♪
※校庭内に駐車スペースがございます。枠に従ってご駐車ください。
※行き方はこちらをご参照ください。道が狭いので「小田城跡歴史ひろば案内所」方面から入ってくるのがおすすめです。
対象
どなたでも参加可能
※高校生以下は必ず大人の方と一緒にご参加ください。付き添いの方も参加費はかかります。
※大人の方だけの参加ももちろん大歓迎です
参加費
小学生以上 一人1,000円
※未就学児無料(一緒に参加される大人の方がしっかり安全管理やサポート等をお願いいたします。もちろん、一緒にプログラムにチャレンジしていただいて大丈夫です。)
※当日お釣りのないようにご持参ください。(領収書が必要な場合はお申込みフォームの備考欄にご記入ください。)
※当日の保険料も含まれております。
持ち物
●必須の基本の持ち物
- お昼ごはん(お弁当をご持参ください。午後のフリータイムでは焚き火でおやつを炙ったり湯沸かし等をしていただくことも可能です。)
- 水分補給用の飲み物 ※現地の水道水は飲料水ではありません。現地でご購入(500ml1本100円)いただくかご持参ください。
- レジャーシートや簡易イス等(お昼ごはんを食べるときはもちろん、プログラム中にもあると便利です)
- マスク、消毒液など感染症対策のもの
●プログラムで使う必須の持ち物(一部、おすすめのリンク貼っております。ご参考ください)
- 空のペットボトル(ろ過器づくりに使用します。500mlのものが1人1~2本あると便利です。柔らかくて切りやすいものがおすすめ)
- ハサミ(ペットボトルを加工するのに使います)
蒸留する用の水(500ml〜1L程度。ジュース等でやってみるのも面白いです)
鍋(普段お使いのものでも、100均の雪平鍋等でも大丈夫です。注ぎ口がついてるものの方が応用が効くかも) - 鍋に入る大きさ・高さの耐熱性の容器
- アルミホイル
- カセットコンロやシングルバーナー(蒸留実験の際に使います。お持ちでない場合は非常時に有用なのでこの機会に入手するのをおすすめします。カセットボンベも忘れずに!)
- その他、ろ過器づくりや蒸留装置づくりで思いついたもの
●必要な方は以下のものを追加でお持ちください。
- グランドで行うため、日除けになるテントやタープ(これまでの防災デイキャンプで習ったシェルターをつくりたい方はシートやロープ等の貸し出し可能です)
- テーブル
- フリータイムにやってみたいことに関する道具等
- 午後焚き火をするのであれば焚き火台以外の必要な道具(火ばさみや網など必要であれば)
- 火や薪を扱う際の軍手(綿100%のもの、ある方は革手袋)
服装
野外活動のため長袖長ズボン推奨です。また、火を使うため綿など天然素材のものをご着用ください。
※化繊は熱で溶けて皮膚に張りつきやすく、大やけどの危険があります。
新型コロナウィルス対策
当日、体調不良などの症状がある方は参加をご遠慮ください。また、以下の方は会場である小田小交流プラザの規定によりご参加いただけませんのでご確認ください。
- 発熱、息苦しさ、強いだるさ、咳・咽頭熱などの症状がある
- ご家族に上記1の症状がある方がいる
- 過去2週間以内に感染拡大している国・地域への訪問歴がある
さらに、以下のことにご留意いただきご参加くださいますようお願いいたします。
- 基本的には同居のご家族単位でお楽しみください。各家族間には十分なスペースを設けてプログラムを行います。
- プログラム中も原則マスクの着用をお願いいたします。
- 感染状況により中止になる場合もございますので予めご了承ください。判断は会場である小田小交流プラザの規定に準拠します。
お申込み
定員締切とさせていただきます。
申込締切:2021年6月22日(火)中
お申込みと同時にプライバシーポリシーに同意していただいたものとみなします。ご確認ください。