先日、我が家にポスティングされていたチラシ。
飲食店のテイクアウトのチラシだったのですが、メニューと値段が箇条書きで書いてあるだけ。
「唐揚げ弁当 650円」
とかが羅列してある。
店名・住所・電話番号も文字だけ。
そんなチラシを見て人が「行きたい」と思うとでも???
元々お店のことを知っている人だけに配るのであれば上記のようなチラシでも良いでしょう。でも、お店のことをまったく知らない人にとってはゴミ箱ポイのチラシです。
「ポスティングチラシは結局ゴミ箱に捨てられるから意味ない」
とか言う人いますけどね、ゴミになるようなチラシを投函してるのはそちらです。人んちのポストにゴミを入れないでください。
あとついでに環境団体の人で「紙はゴミになるから悪」みたいに言う人もいますけど。
ゴミになるようなパンフレットやらチラシやらを作ってるのはあなたですから!!!!
ちゃんと有用なことが書いてある紙や価値がある紙はとっておきます。
文化財にもいっぱい紙あるでしょ!
後世に残されるような紙の使い方をしてよ!
…っと、これはとある環境団体の人がただのHPの切り貼りでしょぼいチラシを作って上述の「紙はゴミになるから悪」みたいなことをのたまわっていたのでそれを思い出して気持ちが昂ってしまいましたすいません。
私は世の中からゴミを減らすために、どうやって飲食店のテイクアウトのポスティングチラシを作ればいいかをまとめます。
ダメポイント①「唐揚げ弁当 650円」が値段相応の価値あるものなのかわからない
「唐揚げ弁当 650円」とだけ書かれていても、まったく魅力のない650円なんですよね。
「唐揚げ何個入ってるの? どのくらいのボリュームなの? 野菜も入ってるの? 本当に650円で私を満足させてくれるの???」
というのが見た人の心の声です。
何もわからない状態でお金は出ません。それどころか、お店にまで足を運ぶことすらしません。
メニュー名と値段だけ見て頼もうと思うのは既にお店の中に入っている人だけです。
お店がどんな雰囲気かわかっていて、これからそのお店で食べるぞって心意気の人だから、お店の中に置いてあるメニュー表だけ見て頼もうと思うのです。
改善① 弁当の写真を載せる
じゃあ、ポスティングチラシはどう改善したらいいのか。
もうまずは最低限メニューの写真を載せてください。
写真があれば、どのくらいのボリュームでどんな内容なのかが手軽にわかります。
もし写真をチラシに差し込む技術がないのであれば…
絵を書いたり、唐揚げ何個と書いたり、内容をできるだけ詳しく書きましょう。書かないより絶対良いです。
改善② その「唐揚げ弁当」の価値を書く
どんな素材を使っているか、どんなこだわりや工夫点があるか、どんな味かなど、ただの「唐揚げ弁当」を魅力的な「唐揚げ弁当」として伝える方法はいろいろあります。
別にこだわっていなくても「○○産のお米使用」とか産地を書くと割と良さそうに見えてきたりするんですよね、不思議なことに。飲食店でPR文に困ったら多用してしまいます。
ダメポイント② お店の場所がわからない
「え、でもチラシには住所書いてあるんでしょ」って思いますよね。
でも、住所見ただけでお店の場所がわかる人ってどのくらいいますか?
私は生まれ育った江東区でさえ、住所見ただけではピンポイントで場所なんてわかりません。
だから住所を書くだけではだめ。
改善③ お店の場所は地図で示す
お店の場所はやっぱり地図で示したい。
場所がわかれば縮尺とか無視していいんです。場所がわかれば手書きの地図でいいんです。
地図があれば「あ、これ近所じゃん」とか「ああ、あそこの飲食店ね!」とか思ってもらえる確率が高まります。
そうなると「じゃぁテイクアウトしてみようかな」と思う確率も高まるわけです。
おわり
「えっ!?これだけ???」
って思うじゃないですか。
飲食店のテイクアウトのポスティングチラシなら最低限これだけです。
これだけもできてないテイクアウトのポスティングチラシが多いこと…。(特に改善②の部分)
逆に言えば、改善②をすれば他の飲食店から一歩リードできる可能性も大きいわけです。
私は「食べてみたいな」と思ったテイクアウトのチラシはファイルに挟んでとってあります。
4月に引っ越したばかりですが、もう同じお店で2回テイクアウトしたところがありますね。それはポスティングチラシがきっかけでした。
チラシもちゃんと作成すれば効果があります。
せっかく作るチラシをゴミにしないために! 魅力的なチラシを作りましょう!!!
ちなみにチラシ作成も承れます。詳細やお問合せはこちらからどうぞ。