こんにちは、@子です。
2016年3月、我々夫婦は新婚旅行で小笠原へ行ってきました。
小笠原といえば船で25時間、1週間に1回しか船が出ておらず、なかなか行くには距離も心も遠い場所・・・。新婚旅行くらいでしか行けないんじゃないかなと思って小笠原を新婚旅行の地に決めました。
行ってみたらとっても良いところ!
帰る船に乗り込む前には涙を流して別れを惜しんだほど、思い出深い地となりました。
記憶も薄れそうなのでしっかり書き留めておきたいと思います。
おがまるパックで申し込み
小笠原旅行はいろいろと申し込み方法があるのですが、我々は「おがまるパック」という往復の船代と小笠原滞在中の宿代がセットになったパックで申し込みました。
宿は結構種類があって、サイトから自由に選べます。選ぶ宿と期間によって料金が変わります。
我々が選んだのは「くつろぎの宿 てつ家」さん。こだわりの料理が全て美味しくて、とっても良いお宿でした!
小笠原は独自の食文化があまりなく、地魚をどう料理するかみたいなところが勝負なので、色々な調理方法で楽しませてくれそうなてつ家さんに決めたのです。
てつ家さんを予約できる日程で小笠原旅行の日程を決めたほど(笑) 結果は後日書きますが、もう、大満足の結果でした♪
いよいよおがさわら丸に乗船
さて、旅の出発地は浜松町にある竹芝桟橋。きれいとは言えない東京の海を眺めながら、同じく東京の、ボニンブルーと呼ばれる真っ青な海に囲まれた小笠原を目指します。
しかし。
この日は雨。出発時の浜松町の雲行きはこんな感じです。朝の10時くらい。
しかも、おがさわら丸が通るルートには低気圧が迫っているとのこと。「かなり揺れると思うので注意してください」という旨のアナウンスもありました。
東京湾内の間は穏やかで、甲板に出たり船内のバーでお酒を飲んでみたりする余裕があったのですが、太平洋に出ると段々揺れが激しくなってきました。
▲レインボーブリッジを眺めて。(この2人は我々ではありません) この頃は余裕しゃくしゃくだった。
最初はみんな元気だったのに、揺れが激しくなるにつれて危険のため甲板へは出入り禁止になり、船内は静かになり・・・。
あの、遊園地の海賊船みたいな左右に揺れるアトラクション? あれにずっと乗ってるみたいな揺れで、ほぼ全員横になって寝るしかできず、異様な空気に包まれていましたw
トイレは前を通るだけで酸っぱい臭いw がするので要注意です。
我々はあまり乗り物酔いしないので、酔い止めはいざというとき用に最小限しか持っていかなかったのですが、甘かった。。。酔い止めは必要十分な量を持っていった方が良いです!
一応船内で販売していたものをゲットできたのでゲロゲロにはなりませんでしたが、小笠原には物資が豊富にあるわけではないので、行きで売り切れたら帰りの分はありません。必要なものは本州から持っていくに限ります。
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揺れが激しい船内では、仰向けにしてじっとしているのが一番楽でした。
暇つぶしに、と持っていった本も読む余裕はなく、本当に寝てるしかありません。
一度体を起こせばウェッ。
小笠原に行くまでにはこんな試練が待ち受けているのか・・・厳しいぜ世界遺産・・・とか思っていましたが、船員さんに聞いたところによると、こんなに強い揺れは久々とのこと。
なので、これから行く方はこんなにひどくはないと思うので安心してくださいw (でも、帰りの船も行きほどではなかったけどそこそこきつかったな・・・)
船内での食事
船内にはいくつかレストランやカフェ、売店があって、何も持っていってない人はそこで食事を調達することになります。
私たちはせっかくだから、ということでレストランで食事したりカフェでお酒を飲んだりしました♪
▼レストランでは小笠原の塩を使ったラーメン
▼カフェでは小笠原のリキュールを使ったカクテル
カフェで買ったアップルパイは翌日の朝食に。
船内でも小笠原への期待が高まるものがたくさんあって良かったです♪
ただし、レストランでは揺れの中でラーメン運んだり食べたりしてハラハラでした・・・w 営業してんのマジかっていうくらいの揺れだったのですが、スタッフさんたちは全員揺れをものともせずに働いてるからスゴイ!
おだやかな朝
さて、揺れる夜をなんとかやり過ごして、朝になったらなんとなくおだやかになっていました。
でも、やっぱり外とか見に行く余裕ないww
昨夜の内にアップルパイを買っておいて良かった。(美味しかった!) 客室で小腹を満たし、到着まで寝て過ごしましたzzz
そしていよいよ小笠原へ到着!
長くつらい船旅も終わり、小笠原上陸です! 大荒れのために結局時間が遅れて、手元の記録によると15時半頃到着した模様。
小笠原の船着き場では宿の人たちが手を振って歓迎してくれていました。
基本的にどの宿も車で迎えに来てくれていて、船着き場から宿まで送迎してくれるスタイルです。船から降りてすぐにアクティビティに向かう人は、荷物だけ預けて現地まで向かったりしていました。
私たちはナイトツアーのみだったので、とにかく宿でゆっくりしようと宿に直行することにしました。
次回は小笠原に上陸した後の一日の様子をつづります♪
(続く)