小笠原旅行記4日目の後編です。南島ツアーまでの前編はこちら。
後編はいよいよザトウクジラに出会うまで! あ~今思い出しても感動する~。もう一回小笠原行きたい。
ミナミハンドウイルカと泳ぐ!
南島を後にした私たちがまず向かったのは、ミナミハンドウイルカの目撃ポイント。別の船から目撃情報があったので、そこへ向かうことになりました。
※各船は頻繁に連絡を取り合っていて、イルカやクジラの目撃情報を交換し合っているみたいです。なので結構な遭遇率!
ミナミハンドウイルカは、ハシナガイルカと違って人間が海にいてもOKで、運が良ければ一緒に泳いでくれるイルカだそうです。
ミナミハンドウイルカがいるポイントはちょっと波が高かったので「泳ぎに自信がない人は辞めといた方がいい」とのこと。あ~水泳習ってて良かった。水泳部に入って良かった。いけます私!
ということで、ツアー参加者のほとんどがイルカがいる海へGO!
船長が船上からイルカの動きを見て、初心者でも一緒に泳げるポイントへ行ってから海へ入ります。
急いで潜らないとイルカはスイーッと行ってしまうので、時間勝負! 結構体育会系でしたw
でも…!
こんな近くで野生のイルカたちと泳げましたー!!!
感動しすぎて泣く!
10頭もいる!
スタッフさんによると、逃げていかないしとっても一緒に泳ぎやすいイルカたちだったとのこと。うれしー。
小笠原悔いなし…! あっ、いかんいかん、ザトウクジラがまだだった。
イルカと泳いで胸いっぱいになったところでお腹も満たすためにランチポイントへ向かいます。
兄島海中公園(キャベツビーチ)でランチ&シュノーケリング!
ランチポイントは兄島海中公園(キャベツビーチ)。ここ、前日に参加したシーカヤックのお兄さんにも「キャベツビーチは絶対潜った方がいいよ」と言われていたところでした。
休憩が1時間ほどあったので、ランチ前にシュノーケリングをする人、ランチ後にシュノーケリングする人それぞれでした。
私たちはランチを食べてからシュノーケリングを楽しむことに。
すると、ランチ前にシュノーケリングに行った人が船に戻ってきたので感想をきくと「水族館の水槽で泳いでるみたい!」とのこと。
なにそれー!どんだけー!となり、わくわくしながらシュノーケリングにGO!
「水族館なんてまさかそんなおおげさな…」とか思っていたのですが、想像以上だった。
これです。
うそ…! 水族館で泳いでるみたい…!
なんだろう、夢かなっていうくらいの約30分のシュノーケリングタイムでした。
ここでは小笠原固有種もたくさん見つけられて、まさしく天然の水族館でした! スタッフのお姉さんが「@子さーん!ここに○○がいますよー!」とか教えてくれたのでよかった^^ やさしい。うれしい。またここのツアーに参加したい。
いよいよザトウクジラとご対面!
そしてあとはザトウクジラを探し求めて縦横無尽に小笠原の海を駆け巡ります。
クジラを見つけるにはまず、ブシューッという潮吹き(ブロー)を探します。だいたい10分~20分間隔くらいで海上に呼吸しに来るらしいので、そのときが見ものです。
何回かブローは見つかったものの、そのままどこかへ行ってしまったり呼吸の間隔が長かったりで、1~2時間は探しさまよったでしょうか。
このときはもう、参加者全員協力して目を皿のようにして海上を探しまくります。なんか一体感が生まれて素敵。
たまに尻尾が見えたりして、それだけでも「おーっ」となっていましたがいまひとつ。
もうなんか、このあたりはあんまり憶えてません(笑)
憶えているのは、もう今日はこれで終わりかなーと思っていたその瞬間、ふっと目線を変えたらザトウクジラが丸ごと宙に浮いていた。
「わーーーーーーっ!」とみんな絶叫?大歓声!
そこから始まるザトウクジラのダイナミックな動き。
何回も何回も姿を見せてくれてザッパーンザッパーンやっていました。
でもね、見るのに夢中だから写真はこんな感じ。
こんなに近くでザッパーンしてたんです!大興奮!!!
感動して涙してしまいました。自然ってすごいねー。
話によると、もしかしたら他のクジラに対する威嚇行動だったのかもしれないとのこと。やがて落ち着き、どこか遠くへと去っていきました。
きれいな写真と詳しい解説は、ツアーをしてくれたシータックさんの以下ブログに載っていました^^
シータックさんで良かったー!と思ったのは、最後のザッパーンザッパーンやってたのを見ていたのは私たちだけだったということ。ほかの船はもっといっぱい人が乗っていて、早々と移動してしまっていました。
シータックさんじゃなかったら丸ごと宙に浮いたザトウクジラは目撃できなかったかも! こんな感動味わえなかったかも!
大満足してザトウクジラのツアーを終えることができました♪
今日の晩ごはん
さて、宿に帰ったら毎日のお楽しみの晩ごはんです。
~本日のお品書き~
【前菜】そでいかの黄身和え 削りからすみかけ
【御造】おなが鯛の刺身 ハイビスカスソース
【蓋物】きつね鯛のかぶら蒸し 海鮮出汁あんかけ
【揚物】じゃが芋と鰻の磯辺揚げ
【強肴】国産牛すね肉の黒ゴマ風味 和風ビーフシチュー
【ご飯】新潟県産こしひかり
【汁物】一口にゅうめん
【甘味】島トマトのカスタード焼 島ラム風味
今日が最後の夕食なのですが、やはり美し美味しかった~。
この島トマトのカスタード焼は忘れられない美味しさ! トマトの酸味とカスタードの甘さがよく合っていて今まで食べたことのない味わい!!
そして、何気に嬉しかったのが、クジラツアーに行くと言ってあったかわからないけど、箸置きがクジラだったこと^^ なんと粋な計らい♪
料理も美味しくて食膳にもクジラがいて、最後まで夢のような一日でした!
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【ホエールウォッチングツアー】 シータックさん
【お宿】くつろぎの宿 てつ家さん