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幸せの定義|長時間労働撲滅とか効率化とかいう前に

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最近、ブラック企業がどうのとか長時間労働がこうのとかが話題になっていますね。

あれ関連のニュースを見て毎回思うこと。

そろそろ「幸せの定義」を確認した方がいいなということ。

あれ関連のニュースで必ずと言っていいほど出てくる言葉が「働き方の見直し」「効率化」とかなんですが、それを聞くといつも「あ、まだ同じ量の仕事こなせって言うのね」と思います。

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そもそも、これから人口減少時代に突入していき「消費者」は減っていくんだから、モノが以前よりも売れなくなっていくのは当たり前。

しかも世の中はもう既に便利なもので溢れ返っている。

これ以上なにを消費しろといういうのさ!

そんな時代なので、大量生産・大量消費の経済は終わりに向かっていると思うのです。いや、確実に向かっている。

なのに、今と同じ量の仕事を確保しようとしているのがおかしい。

各企業、売上が下がらないように「がんばって売上上げようぜ!」とかやってるのがおかしい。しかも今までと同じ商品やサービスで。そして今までと同じやり方で。

人口減少という現象に対しても、今までと同じ量の人間を生み出させようと「少子化対策」と言って「子ども産めーしかも働けー」と言うのはおかしい。今までが増えすぎって発想にはならないのだろうか。

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おかしい発想になるのは「経済は成長させるもの」という前提に囚われているからなんだと思う。

でも、これから人口減少とともに経済は縮小していくだろうから、以前より少ない人数で同じ量の仕事を効率良くやる方法を考えるんじゃなくて、そもそも仕事を減らしてどう幸せになるか、それを考えた方が良い。

元ウルグアイ大統領のムヒカさんのスピーチを今一度聞いて欲しい。

今までの経済に囚われてたらこの先に幸せはない。

単なる「長時間労働をやめよう」とか「仕事を効率化しよう」という議論じゃなくて、なにが自分にとって一番幸せか、なにが人間にとって一番幸せか、それを再定義しなおさなきゃいけない時代になっていると思います

前提から変えていかないと。

今の議論の流れは傍から見ていてすごく不安なんですよねぇ。

まぁ、私は私でどうなっても困らないように準備するだけなんですが。幸い、夫婦でその共通認識を持てているし、幸せの定義も同じなので安心感が大きいなぁ。

自分で、家族で、なにが一番幸せか定義できているか? 常に確認し続けていかないといけないなぁ。

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